トップ 将棋入門

STEP2-1:対局



STEP1の説明を見ても、意味がわからなかったり、誤解している部分もあるかもしれません。STEP1の内容がなんとなく頭に入ったら、実際に将棋を指す前に観戦してみるのが良いと思います。ネット上に人と対局ができるサイトがあるので(Link集)そこで観戦するといいでしょう。対局サイトを選ぶ上での重要なポイントは以下の5つです。

1.料金
有料と無料で比べれば、明らかに無料の方が良いと考えるかもしれませんが、有料ならばお金を払ってまで将棋をやる真面目な人たちが集まっています。

2.人数
将棋を指すためには相手が必要です。人が少なく、相手が見つからないようなサイトでは面白くありません。できるれば、24時間いつでも人がいるサイトが良いです。

3.持ち時間
サイトによっては時間制限がありません。時間制限がないと、一方だけが時間を使いすぎたり、いつまで待っても相手が次の手を指してこないということもありえます。それでも、ゆっくり考えて指したいという人は、時間制限がないサイトを選べばいいでしょう。

4.マナー
相手が暴言を吐いたり、負けそうになると逃げるような人が多いサイトでは、楽しんで将棋を指すことができません。あるサイトでは、個人を特定して家まで行くと脅した人がいたそうです。(ネット将棋をしているだけでは、個人を特定することはほぼ不可能です。)

5.点数
勝敗によって、自分の点数が増減するようなサイトの方が、自分がどれくらい成長したかがわかりますし、相手の強さを選ぶこともできます。(弱い相手ばかりを選らんでいては、自分が強くならないのでやめましょう。)

どのサイトを選んだとしても、マナーを守って楽しく指しましょう


対局サイトで観戦する以外では、棋譜(対局で指した手を記録したもの)を見るのも良いでしょう。『白い将棋盤』では自戦記で棋譜再現アプレット (文字のみで記録したものを、将棋盤、駒の画像を使い再現するためのもの)を使い、管理人の棋譜を公開していますが、以下のように文字のみで書かれているものもあります。

▲7六歩
▽3四歩
▲4八銀
▽8四歩
▲7八金
▽6二銀


(中略)


▲7七銀
▽8六桂
▲投了

これの読み方はSTEP2-2で解説します。これの読み書きができなくても将棋はできますが、チャットで感想戦をするときや詰将棋の答えを見るときなどに必ず必要になるので、覚えておきましょう。

ネット上には『白い将棋盤』以外にも、棋譜再現アプレットを使い棋譜を公開しているサイトがたくさんあります。


back
next

説明に使われた将棋盤及び駒の画像は柿木義一のホームページの「Kifu for Windows」のものです。
これらの画像の著作権は、柿木義一さんにあります。