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STEP3-3:囲い



将棋では、王将(玉将)を守るために他の駒を使い、囲いを作ります。強い人たちは、ほとんど居玉(王将が最初の位置のまま)で戦うことはしません。(使う戦法によっては、稀に居玉でやることもありますが。)そこで、ある程度、知名度のある囲いを紹介します。囲いの手順は特に決まっていません。相手の駒の動きを見ながら、安全に少ない手数で囲えるものを選びましょう。囲いは、相手の戦法や自分の戦法によって使い分けないとうまくいかないので注意して下さい。

矢倉
矢倉というのは、本来、別の囲いのことを言うのですが、一般的に矢倉といえば金矢倉のことを指します。右の図はその金矢倉です。
矢倉は主に居飛車(飛車が最初の筋にいる状態で戦う戦法の総称。)対居飛車で使われますが、振り飛車(飛車を左側に移動させて戦う戦法の総称。)対振り飛車でも使われることもあります。(右の図は居飛車で使ったときのもので、振り飛車で使うと左右逆になります。)上からの攻撃に強いが、それに比べて横からの攻撃には弱いので、居飛車対振り飛車には向きません。


美濃囲い
美濃囲いは振り飛車がよく使う囲いです。相振り飛車(振り飛車対振り飛車のこと。)では、上から攻撃に弱いため、あまり見られません。居飛車にも左美濃と呼ばれる囲いがあり、美濃囲いを作ることができますが、左側には角がいるため、微妙に形が異なります。横からの攻撃には非常に強く、手数もあまりかかりません。


高美濃
高美濃は美濃囲いから変化した囲いです。桂馬が玉の左上にある形でもいいです。桂馬がはねている(移動している)と、守りが少し弱くなりますが、桂馬を攻撃に使うことができ、斜めからの攻撃に強くなります。美濃囲いに比べて、横からの攻撃に弱いですが、桂馬や歩兵を攻撃に使うことができ、囲いが崩れたときに逃げやすくなっています。


銀冠
銀冠は高美濃から変化した囲いです。高美濃と同じで、桂馬がはねていてもいいです。囲いが崩れたときに上に逃げれば詰まされ難いのですが、囲いの下段が弱く美濃囲いや高美濃に比べると簡単に崩れます。ただし、端からの攻撃には強いです。


天守閣美濃
天守閣美濃は居飛車の美濃囲いで、左美濃とも呼ばれます。横からの攻撃には強いのですが、上からの攻撃には非常に弱いため、対居飛車で使うのは無謀です。相手が振り飛車でも上から攻めてくることはよくあります。美濃囲い同様、高美濃や銀冠のように変化することもできます。


金無双
金無双は美濃囲いに比べて、横からの攻撃に弱く、銀が壁になっているため逃げ難くなっています。しかし、上からの攻撃には強いので、相振り飛車でよく見られます。


舟囲い
舟囲いは、少ない手数で作ることができ、ここから左美濃や穴熊、ミレニアムなどの他の囲いに変化することができます。ただし、舟囲い自体は弱いため、このままで戦うなら相手を押さえ込む必要があります。


雁木囲い
雁木囲いは横からの攻撃に非常に弱いため、対振り飛車で使うのは無謀です。矢倉に比べて少ない手数で囲うことができる攻撃的な囲いです。2筋から囲いが崩されたときには、右に逃げやすいという利点もあります。


穴熊
右図は振り飛車の穴熊ですが、、居飛車でも使うことができます。この囲いは非常に堅く、崩すのは困難です。ただし、手数がかかるという欠点もあります。


居飛車で穴熊を組むと右図のようになります。この形では斜め上が弱いので、どちらかの金が角の右にある形もよく見られます。居飛車では、角があるために少し形が変わるので、囲いの強さが振り飛車と比べて少し劣ります。


ミレニアム
ミレニアムはあらゆる方向からの攻撃に強い囲いです。ただし、手数がかかり、金銀を4枚使っているため自分の攻めが難しくなり、組むのも難しいという欠点があります。この囲いは居飛車対振り飛車で居飛車が組みます。


ビッグ4
ビッグ4は、悪質なまでに堅い囲いです。ミレニアム同様、手数がかかり、金銀4枚を使っているため自分の攻めが難しくなり、組むのも難しいです。この囲いは居飛車対振り飛車で、どちらも組むことがあります。


中住まい
中住まいは、打ち込みに強いため、相手と飛車や角行を交換しても怖くありません。左にも右にも逃げることができるという利点がありますが、意外と簡単に崩れます。


中原囲い
中原囲いは、中住まいに比べて、打ち込みに弱いけれど、少し堅い囲いです。この囲いも左右どちらにでも逃げることができ、中住まいよりも逃げやすいです。



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説明に使われた将棋盤及び駒の画像は柿木義一のホームページの「Kifu for Windows」のものです。
これらの画像の著作権は、柿木義一さんにあります。